なるるのブログ

もはや車バイクブログ。

シトロエンC3に乗って来た。

万年ぶりの更新はやっぱり車関係だったりする7月の夜更け・・・どーもなるるです。

 

久々の更新なわけですが、試乗記です。
Twitterで済まそうかと思ったのですがめっちゃ良かったのでちゃんと記録に残さねば!
という思いでブログの更新画面を開いたわけです。
Twitterだと気がひける長文ポエムも自分のブログならどんとこい!ですからね!!

 

 

というわけで久々の試乗記はシトロエンC3でございます。
208に乗り始めて早1年半。まだまだ乗り続けるつもりですが、新車時に試乗しておけば次期支援戦闘機選定時に乗っておけばよかった!!が少なくなるよなぁなんて。

さてシトロエンC3、先代はうちの208の兄弟車、ゼニスウィンドと呼ばれる運転席頭上まで伸びるフロントガラスが開放感が魅力的な1台でした。
現行C3は3年ほど前にデビューし、先代に比べて大変個性的な外観で見た瞬間からそのデザインに心奪われたものでした。

IMAG0012
このハッチバックともSUVとも見える中性的なデザイン。シトロエンのファミリーフェイス化されてますが、デザイン重視な日産ジュークと似た構成ながらも似て非なる、まとまり感と全体的にスクエアなフォルムが何者にも似ていない感を醸し出しています。

上級グレードシャインなら赤、白、黒から選べるツートンカラー、それに合わせたフォグランプベゼル等々当然ながらデザインされてる!と思わせる仕上がりで文句のつけようがありません。 

 

IMAG0010

ショールームで見るとフロントのボリュームも相まって結構迫力ありますがオラオラ感はまったくありません。サイドのエアバンプと呼ばれるキズ防止パッドも良いアクセントになってますね。

 

内装の写真撮ってませんが、プラ部分が結構多くて見た目の高級感は208に一歩譲るものの、よくデザインされているので安っぽい悲しさというのはありません。メーターなども従来の指針式なので安心感ありますね。高級感は無いものの208から乗り換えてもがっかりすることは無いと思います。

室内の広さ、208に比べて鼻先長いからか前席はともかく後席が208に比べてもちょっと狭いです。サイドウィンドが四角くて広いので圧迫感は少ないですが足元は広く無いですね。荷室も必要にして十分ですが、ちょっと深い&開口部が高いので出し入れは大変かも。

 

店員さんから提案されたので、ホイホイ試乗も致します。

C3はうちの208と同様1.2L3気筒エンジンにターボがついて110PS、ミッションは安心の日本製6AT、208比でパワーは30PSアップしつつも重量は50kg増し程度なのでパワフル感はC3のが上、、ですが6ATがなめらかなので普通に走る!
というくらいの感覚。うちの208が数字の割にめっちゃ元気に走る!というのに比べたら非常にフラットな感じですね。上り坂での0からの加速は良いと思いましたがあまりにスムーズなので馬力らしいかと言われればそんな事もなく。

6ATは日本製だけあってスムーズですが後述のブレーキと相まって少しギクシャクする場面もありました。ただ普通のATなので車庫入れや渋滞なので気を使うETG5よりは俄然スムーズ。いや比べる物でも無いですが。。マニュアルモードも日本車的な下げても下がらん、上げても上がらん・・・はそんなになくてきっちり上げ下げしてくれて好感触。

で、そのブレーキですが、個人的には一番の不満点。慣れれば問題無いと思いますが、超カックンブレーキ(w
街乗りの速度域なら足の親指触れるだけで十分な制動力どころかシフトダウンを被せて来るのでフェーザータッチで踏みすぎ!?!?みたいな感じで同乗者がいるととても気を使いますし、裏山とか行ったらちょっと色々不安かもしれない・・・と。
慣れると踏力軽くて良いのかもですが自分はもーちょっとコントロールしやすいブレーキが良かったです。

で、このC3最大の特筆すべき点は

その乗り心地。

これが素晴らしく良かった!。店前からウィンカー出して走り出した瞬間から感じるフラットライド。舗装やり直したんですか???と思うくらい足がよく動きます。

試乗コースに山の上の住宅街に登る道を選んで頂いたので、道がかなり悪いところも走ったんですが突き上げ感まったくなし。同じプラットフォームを使う208が結構ガタガタするし、後ろ足がなんかずれて動くような感覚があったりするのに対して本当にフラットライド。前述の6ATのスムーズさと合わせて本当に乗り心地が良いんですよ。

これがシトロエンか・・・

と。乗り心地が柔らかいのに、ステアリングをはじめ、操作系はそんな緩さがまったく感じられないのもすごいです。
フラフラロールする事もなくひたすらフラットな乗り心地でシトロエンで良く言われるあれです。

空飛ぶ絨毯

あと椅子も良かったですね。208がパンっと張ったような椅子で悪くは無いですが、ちょっと固めなのと違い、ソファーみたいに身体がすっと吸い込まれるような椅子で本当に疲れさせないぞ!という意志がすごいです。

 

総評するとデザイン、乗り心地、圧倒的フラットライドと非の打ち所の無い・・・ブレーキに目を瞑っても余りある長所の塊過ぎてですね・・・正直一発ノックアウト状態です。。

運転する楽しさという意味では今の208のが楽しいとは思います。
裏山でも楽しめる元気な走りの208に対して、C3はどちらかと言うとツアラーな感じです。無論運転していてツマラナイって事は無いです。それなりに走るとは思いますがキャラ付けもそうじゃない感じ。足車としてはこれ以上ないんじゃないか??と思いますね現状。

 

最大の欠点というか輸入車あるあるですけど、OP最小限だけどメンテパックやらなんやらつけたら車両価格254万のお車の見積もりが300万超えた事(w

これ一応キャッシュバック10万引いた値段ですが綺麗な青が特別塗装だったりコーティングとか値段に入ってましたからその辺り差っ引いたらもう少しマシかとは思いますがええ値段しますね。。

いやー百聞は一見にしかずと言いますけど乗らないとわからないですね。
金属バネのC3がコレほどの乗り心地なんだから、ハイドロマティックサスペンションのシトロエン

プログレッシブ・ハイドローリック・クッション

というハイドロマティックの後継とも言われるサスペンションを搭載したC5エアクロスなど一体どんな乗り心地なのか・・・本当に気になります。。

 

まぁしばらく買い替えは無いですがいつか乗れたらいいなぁと思わせる本当に良いお車でした!

 

www.goo-net.com